N Shore

これはノースショアのビーチフロントにある一戸建ての物件を売る時起こった問題です。

当不動産は何十年もの間家族で受け継がれて所有していました。

この不動産を売りに出して、直ぐに買い手が付きました。エスクローが開設されて、所有権(Title Search)調査をしました。この調査は、不動産売買の際には必ず行われるものです。

その調査結果は、初代の大昔の持ち主がAとして、次の持ち主がB、 Cがぬけて、,D,E,Fの現在のオーナーにつながります。

所有権を売却の際には、初代のAからBに、BからCに、CからDに、DからEに、EからF,と言う様に、歴代の所有者のリンクが全部継続していなければなりません。

所がこの不動産はハワイの王朝時代、王様がAに土地を上げました、Aが亡くなったので、王様は子供の乳母のBに上げたそうです、その乳母BがCの人に上げたのでしょうが、そのCの記録がぬけて、次のDの人の所有になっています。BからCのリンクが切れて、DからまたE,そして現在のオーナーのFになっています。

不動産を購入する際に、エスクローの権限会社は権限保険を付けて、所有権上の問題が将来生じて場合、購入価格まで保証してくれます。

ところがこれは最初から、リンクがきれていますから、抜けているリンクのCの子孫が権利を主張した場合、その部分の権限保険の保障が出来ません。

ではこのFの持ち主はどうして購入できたの?と言う疑問が出て来ますが、それは何十年も前の事ですから、現在とは大分購入の際の手続きも規制も違ったからでしょう。

この購入者が現金で購入して、その様なリスクを受け入れる場合は決済が可能です。しかしほとんどの人は、そんな問題のあるイワク付きの物件は買いません。ローンの場合は、銀行の融資が下りません。

と言うわけで、お気の毒ですが、この物件は売却不可能な物件でした。家族では楽しめるけど売る事は出来ません。こんな事もあるんですよ。

これがエスクローを使うと安全と言う所です。

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美智子のやさしい不動産学〜KZOOで毎月第1土曜日3pm〜ラジオ番組で不動産事情をお伝えしている美智子のブログ。小さな物件から大きな物件まで幅広く取り扱うフレドリック美智子にお任せください。

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