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トラスト(信託)を作成して、将来に備えて所有している不動産等をどの様に扱うか準備しておけます。

最近こんな問題がありました、お母さんが2件不動産を所有していて、長男と長女の2人の子供がいます。

母親はトラストを用意していて、母親が亡くなったら、長男のAがトラスティ―(受益者)となり不動産を売却したり賃貸したり決断する。受益者は長男と長女の2人ですが、売却や賃貸で生じた収益は、一番必要と思えるものが受け取る。

これって曖昧だと思いませんか?この書き方だと、長男の判断で売却したり出来ますが、では誰がお金が必要?誰がもらえるのでしょうか?これは長男のAの判断ですから、おそらくA さんが頂くことになるんでしょうね。

こんな曖昧な書き方ではなく、長男のAが指揮をとり売却したら、兄妹2人で半分ずつ分ける、と書いたらはっきり分かります。または長男が3分の2で長女が3分の1とか。

今度は、長女は半分権利があると思っていますから、賃貸料の半分は彼女に渡すように、判断は全て彼女が決める権利があると主張しています。

しかし、このトラストに書いてある内容を見ると、長女には決断を下す権利がありません。

気持ちはわかりますが、会社としてはトラストの内容に従わなければなりません。

以上、トラストは将来に備えて色々な指示や内容を書き込めますが、はっきり自分の気持ちが伝わる様に書き入れる事を忘れないで下さい。曖昧にすると将来問題の元です。

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美智子のやさしい不動産学〜KZOOで毎月第1土曜日3pm〜ラジオ番組で不動産事情をお伝えしている美智子のブログ。小さな物件から大きな物件まで幅広く取り扱うフレドリック美智子にお任せください。

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